アルツハイマー病は、たんぱく質の塊「アミロイドβ」が脳内に異常に蓄積することで発症する。
この物質は、かみ合わせを良くすると減る。
森田学・岡山大教授(予防歯科)2011.9.16
-----------------------------------------------------------------------・歯がほとんどなく、入れ歯も使っていない高齢者が4年間で認知症になるリスクは、20本の歯がある人の1.9倍になる。厚生労働省研究班(班長・近藤克則(こんどう・かつのり)日本福祉大教授)
・あまり咬めない人の認知症になるリスクは、何でも咬める人の1.5倍ある。
・かかりつけ歯科医院のない人の認知症になるリスクは、かかりつけ歯科医院のある人の1.4倍ある。
・固いものを食べると記憶力がよくなる。子供では学習能力に差が出ます。
・歯の喪失はアルツハイマー症のリスクファクターのひとつで、2.8倍おおくなります。
・とくに上顎臼歯欠損で、記憶力低下がおきやすい。
・噛みづらさは多大なストレスとなり、脳に悪影響をおよぼす。
・総義歯の使用で、上顎の骨吸収は3年でおさまるが、下顎の骨吸収はどんどん吸収していく。とくに、全身状態が悪い人ほど、下顎の骨吸収が大きい。
・歯周病が進行すると、長期的記憶力、計算力が障害されます。歯周病の細菌によって、全身性の炎症反応が脳に影響し、認知機能障害をおこします。
・歯周病になると、肝臓に歯周病菌毒素が働き、インシュリン抵抗性がでてくる。これによって、糖尿病を誘発します。
・歯の数が20本以上ある人は、メタボリックシンドロームになっても、それほどひどくなりません。
・逆に歯の数が20本以下の人は、メタボリックシンドロームになると、徐々に悪化していきます。
・低HDL(悪玉コレステロール)値が高く、高血糖の人は歯周病になりやすい。
・メタボリックシンドロームの項目(高血圧、肥満、高グリセランド血症、低HDLコレステロール血症、高尿酸血症、高血糖)で4~6個該当する人は、1個だけの人に比べて、5倍、歯周病になりやすい。
・歯の喪失数が多くなると、栄養吸収が悪くなる。(炭水化物をのぞく)
・歯の喪失数が多くなると、炭水化物のみ、吸収がよくなる。これは肥満につながります。
・歯の喪失数が多くなると、死亡率が1.7倍になる。
・歯の数が20本以上ある人は何でも噛んで食べることができる。逆に20本以下の人は、摂取制限を感じている。
・歯磨き、歯石除去がメタボリックシンドロームを減らします。
・噛ミング30(カミングサンマル) 一口30回以上噛むことをおすすめします。それは、満腹感を出し、食べる量を減らします。
・固い食べ物を好む人は、やせている傾向にあります。
・速く食べる人は、肥満になります。
・良い歯で、よく噛み、よい身体。
・お口の中は、胃潰瘍の原因菌であるヘリコ ピロリ菌の貯蔵庫であり、お口の中を清潔にすることが大切。
・新型インフルエンザの重症化を防ぐには、お口の中を清潔にすることが大切。口腔ケアでインフルエンザにかかりにくくなる。
・歯周病になっている人は、心筋梗塞、脳梗塞、になるリスクが6~7倍となる。
・歯周病が動脈硬化を促進し、歯周病の治療をしていくと、血管が若返る。
・お口や体の中に、細菌が増えると、免疫細胞はそちらに対処するために、癌を防ぐための免疫細胞がへり、癌にかかりやすくなる。
・歯周病がすい臓がんのリスクを1.64倍増加させる。歯周病菌が、食べ物から癌誘発物質のニトロソアミンをつくる。
・歯周病菌が、感染したHIVウイルスの活性化をうながし、エイズの発症へ導く。
・歯周病治療と歯磨きが、歯周病菌を減らし、HIVウイルスに感染していても、エイズの発症を遅らせることができる。
・2回以上歯を磨く人は1回の人に比べ、口腔ガン、頭頸部ガン、食道ガンになる危険性が約29%低く、全く磨かない人の危険性は2回以上磨く人の2.5倍になる。
・口臭のある患者は歯周病の進行が速い。
・口臭で歯周病が悪化、歯を支える骨を溶かす細胞が増える。
・口臭の原因となる硫化水素が口の中の細菌が出す毒素に作用し、歯を支える「歯槽(しそう)骨」を溶かす細胞が増えることで歯周病が悪化します。
(岡山大大学院医歯薬学総合研究科 森田学(もりた・まなぶ)教授 2011.10.25)
以上のことから、お口のケア(歯みがきと歯石除去、PMTC)と、歯を20本以上そろえる(歯科治療、歯周病治療、補綴治療、インプラント治療)ことは、体全体の健康を守り、健康で長生きに直結します。
-----------------------------------------------------------------------
骨粗しょう症予防のためにビタミンD,Kが必要です。効率よく摂取するには以下の食材を毎日食べることです。
| ■ビタミンDを多く含む食品 | |
|---|---|
| キクラゲ(1グラム) | 4.4 |
| サケ(60グラム) | 19.2 |
| ウナギかば焼き(100グラム) | 19.0 |
| サンマ(60グラム) | 11.4 |
| ヒラメ(60グラム) | 10.8 |
| イサキ(60グラム) | 9.0 |
| タチウオ(60グラム) | 8.4 |
| カレイ(60グラム) | 7.8 |
| メカジキ(60グラム) | 6.6 |
| なまり節(30グラム) | 6.3 |
| ■ビタミンKを多く含む食品 | |
| 卵(50グラム) | 7 |
| 納豆(50グラム) | 300 |
| ホウレンソウ(80グラム) | 216 |
| 小松菜(80グラム) | 168 |
| ニラ(50グラム) | 90 |
| ブロッコリー(50グラム) | 80 |
| サニーレタス(10グラム) | 16 |
|
キャベツ(50グラム) |
39 |
| カットワカメ(1グラム) | 16 |
| ノリ(0.5グラム) | 2 |
| ※含有量の単位はマイクログラム | |





