かみ合わせが歪んで上と下の歯ならびの調和がくるってきますと、歯にダメージが来るか顎の関節にダメージが来るか、どちらか、抵抗力のない方に障害がでてきます。
歯にダメージがくる場合は、歯痛からはじまって、時間がたつと、歯の位置がずれはじめます。歯が移動しだすと、歯の痛みは消えます。でも、かみ合わせが狂いだし、歪みが大きくなっていくのであって、良くなっている訳ではありません。
顎の関節にダメージがくる場合は、左右どちらかの耳の近くが痛くなります。または、口が開きにくくなったり、開け閉めの時に、音が鳴り出します。カックン、カクカク、ギシギシ、グチュグチュ、コキッなどなど。
そしてひどい時には、口が開かなくなったり、開ける時に顎が痛かったり、食事の時、顎が痛くて咬めなかったりします。
この時点で歯科医院に受診すれば、咬合調整をすれば、解決するかもしれません。
しかし、そのまま放置しておくと、頭痛、肩凝り、視力障害、耳鳴り、手のしびれなどに発展し、障害が大がかりになってきます。
こうなると、本格的な顎関節治療が必要になってきます。
治療の概略
- 咬合挙上:いろんな方法で一旦かみ合わせを高くします。これで一時的に顎が楽になります。
- 咬合調整:かみ合わせに問題がある場合、歯を少しだけ削って、かみ合わせの調和を復元します。
- 姿勢をただす。
- 咬合矯正装置をいれる。
- 時間をかけながら(3週間ごと通院して)顎の骨の歪みの改善、かみ合わせの歪みの改善、顎関節の位置異常の改善をしていきます。
- 正しいかみ合わせと正しい下顎の位置が決まったら、歯の永久補綴治療に入ります。
- 治療後の経過観察。
- 治療期間は3ケ月から1年ほどかかります。
森 歯科医院
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